元請工事と下請工事、両方経験できることの価値。
2014年入社 施工管理
工事部 工事主任 髙橋 翔太
甘いだけじゃない上司の優しさ。
新人時代は覚えることがとにかく多くて、言われたことをやるだけで必死。目まぐるしく動く現場についていくのがやっとでした。そんな私に転機が訪れたのは3年目のとき。上司からガツンと怒られたんです。「もう新人じゃないんだからちゃんと考えて動け」って。一瞬、反発するように怒りがこみ上げてきましたが、その上司のことは仕事ができる人だなって尊敬していたので、すぐに言葉の意味が身に沁みました。思考停止で言われたことだけをやってきたツケが回ってきたんだ、と。
河北建設は現場での判断が尊重されるからこそ、自分で考えて判断をしなければいけない、その難しさと責任の大きさを実感した瞬間でした。「指示を待つだけ」を卒業したあの日から、仕事のやりがいや責任感は大きくなりました。あの時、ちゃんと怒ってくれる人がいたから、今の自分があるんだと思います。
全員の心が一つになった思い出の現場。
入社9年目のときに、北海道の現場を経験。高速道路の床版(しょうばん)取替工事といって、コンクリートでできた橋の床部分を新しいものに取り替える工事現場でした。地元仙台を離れたくなかったので、最初は気が重かったです。
下請工事はゼネコンと現場の橋渡し役も担うので、作業員さんとのつながりや現場との一体感が強いです。元請工事ほど業務が煩雑ではないですし、大規模プロジェクトに携われる機会も多いです。元請工事と下請工事、どちらにより魅力を強く感じるかは、人それぞれだと思います。
今は上長の指示を現場スタッフに伝えるのが主な役目ですが、それでも最初は上手く伝わらなかったり、間違って伝わってしまったり、一つひとつの業務の難しさを実感しています。上手くいかなかったら、「次は図を見せながら説明してみよう」とか「言い方を変えてもう一度伝えてみよう」とか、やり方を工夫するようにしています。試行錯誤した結果、円滑に現場が回るようになると、やりがいを感じます。
現場ではいちから覚えることも多いですが、高校時代に建築土木科だったので、そこで身に付けた測量の知識が活かせているのは嬉しいです。
憧れの先輩の存在がモチベーションに。
高卒で入社したので、最初の内は周りの先輩方や現場の方と年齢が離れていて、自分から話しかけていいものかためらいもありました。だからこそ先輩方が気さくに話しかけてくれるのがありがたかったです。現場の方とも話をするうちに「車好き」という共通の趣味が見つかって、だんだんと距離が縮まっていきました。
先輩方と打ち解けるうちに、あこがれの先輩もできました。本社で働く50代のSさんです。現在は現場のサポートをされていますが、もともとは第一線で活躍していた方なので、指示も的確で現場とのコミュニケーションもさすがだなと感じます。Sさんのように現場を巻き込んで円滑に仕事を進められるようになりたいです。
今は橋の脚部分の施工管理を先輩と共に担っていますが、いつかは大きな現場を手掛けてみたいですね。トンネルとか、ダムとか。そのために経験を積んで、できることを増やしていきたいです。